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- 青パパイヤのチカラ
酵素の宝庫
パパイヤには、ビタミンCやカロテン、リコピン、ビタミンB群、有機酸、ミネラル類、食物繊維、酵素が豊富に含まれており、それに加え、消化酵素も、最も多い植物と言われています。しかも、たんぱく分解酵素「プロテアーゼ」、脂肪分解酵素「リパーゼ」、糖分(デンプン)分解酵素「アミラーゼ」の三大栄養素すべてを分解する酵素が含まれる稀な食物です。つまり、 ダイエットに効果的とされています。

パパイン
青パパイヤに豊富に含まれる酵素「パパイン」は、タンパク質を分解してくれます。 しかし、このパパイン。完熟したパパイヤにはほとんど含まれません。
パパイン酵素は皮膚の治療薬など薬品にも応用されている他、血中の悪玉(LDL)コレステロールを減少させる働きがあります。
カリウム
パパイヤには、カリウムが豊富に含まれているため、ナトリウムの排泄を促し、血圧の上昇を抑える働きがあります。そのため、パパイヤは高血圧を防ぎ、動脈硬化などの生活習慣病の予防に効果的であると考えられています。
ポリフェノール
ポリフェノールには抗酸化作用があり、老化(酸化)の原因といわれる活性酸素の過剰発生を抑制します。青パパイヤは、なんとワインの約7.5倍もの量が含まれているんです!(※2)

ビタミンC
ビタミンC 青パパイヤにはたくさんのビタミンが含まれますが、なかでもビタミンCが豊富です。ビタミンCは美肌をサポートするためのコラーゲン合成や、抗酸化作用など、美容にも健康にも必要な成分です。
ビタミンCは白血球の働きを高め、何と言ってもこの時代重要な免疫力を高めてくれます。 また、ビタミンCそのものにも細菌やウイルスに対抗する力があるため、風邪などの感染症を予防し、病気の回復を早める効果があります。
ペクチン
あまり聞きなれないペクチン。植物の細胞壁に存在し、水を多量に吸い、細胞をつなぎ合わせるセメントの役目を果たしています。
それが体内でどんな効果をもたらすかというと・・
便秘を解消
腸内でビフィズス菌などの善玉菌を増やし、腸内環境を良くする働きがあります。さらに、ペクチンが持つ強い粘性で腸内の有害物質を吸着して体外に排泄する作用もあるため、便秘の解消に効果があります。腸内環境が改善されれば、さらなる免疫力アップの効果も期待できますね。
パパイヤ茶
オーストラリアの原住民や東南アジア地方で素朴な生活をしている人々はがんの発生率が低いと言われています。そんな彼らに共通して「パパイヤの葉を煎じて飲む」という民間療法が古くから伝わっていました。