ほろ苦いアメリカの青春。

CATEGORY | 日記
POSTED | 2018/03/14
やっと春らしくなってきた。
今年の冬は本当に長かった。学生の頃過ごしたアメリカのニューイングランドを思い出した。
ニューイングランドとはその名の通り、イギリスから船に乗って到着したボストンを中心に、南はニューヨークの手前まで、北はカナダの手前まで辺りのアメリカ北東部のエリアを指す。

私がいたのは、ロードアイランド州という山手線一周くらいの広さの全米最小の州だった。緯度で言うとニューヨークが札幌と同じくらい。そこから車で北に四時間だから、冬の寒さもハンパない。シャワー浴びて髪を乾かさずに外に出ると、カチンカチンに凍った。まつ毛も凍った。
大体11月位から4月位までが長い冬だ。東京に年末帰ってくると薄いセーターで季節感のない外人のように街を歩いていた。

まあそれにしても頑張ってたよな俺。サッカーで全国大会を目指す仲間を置いて、一人渡米した訳だから、色んな意味で頑張らなきゃ、あいつらの分まで頑張るぞ…なんて微塵も思わなかったなあ。

ただ新しい環境が楽しかった。だから勉強してそこに居続けたかった。言葉が分かるようになってもっと理解したかった。高校の時、もっと英語が出来ればもっと楽しかっただろうなあ。子供の頃、イタズラしたり親の言う事を聞かないと、「寄宿舎に入れるわよ」って脅されたが、自ら進んで極寒の地の寄宿舎に入ることになろうとは、母親も夢にも思っていなかっただろう。

自分から進んで行った道だか、高校時代の私は暗かった。
これは最早、言語のせいではない。性格的な問題か?それなのにモテたんですよ、これが。サッカー部で結構活躍してたからかな?毎週の様に地元の新聞のスポーツ欄に載った。

アメリカは秋、冬、春とスポーツのシーズンが三つに分かれているが、各シーズンごとな「ホームカミング」というスペシャルウィークがある。日本で一番近いニュアンスは体育祭?例えば、秋ならスポーツがサッカー、アメフト、ラクロス花形スポーツがあるが、シーズンを通してある週末だけ、そのシーズンの試合が全部「ホームゲーム」なのだ。
だから日曜日に学校に行くと全種目の試合が見られる。いわばオリンピックの主催国状態。これが高校時代には一大イベントになる。それに合わせて前夜祭だったり、ダンスパーティがあったり、パーティピポーのアメリカ人高校生は隠れて酒を飲んだりするのだ。

私はというと、寮に住んでいたので、楽しい事とは無縁の青春を送っていた。ただ、秋のサッカーシーズンだけは頭の上から光が降ってきた。ありがとう暁星サッカー部、あなたのおかげです。
自分でいうのも何だが、自分の高校の「ホームカミング」ではスターだったし、よその高校の「ホームカミング」では前夜祭で私の名前を書いた大きな人形を叩き壊すというイベントがあったくらいだ。つまり、相手チームにそれほど恐れられていたという事だ。

私の青春のハイライトはその週末でピークを迎え、サッカーのシーズンが終わると共に暗黒時代へと入る。秋のシーズンが終わり、冬のシーズンに入ると見向きもしないんだよ。本当に。だから部屋でお勉強してたね。ああ、懐かし。

シェアしてね。
EAT , Paris
スタイリッシュで正統派なタイ料理 Bambou【PARIS】
FUN , DESTINATION
【Reiko Journal】
"Autumn in New York"
EAT
美食の街 サンセバスチャンのレストランBEST 1 第1位!

RECENT SERIALIZATION

日記
2018/08/28
撮影しながらロンドン観光
日記
2018/08/27
ノッティングヒル・カーニバル
日記
2018/08/26
ブーツ購入
日記
2018/08/25
ハグで始まりハグで終わる日

CATEGORY