【撮影うらばなし】部長の挑戦[ドローン編]

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POSTED | 2017/10/14
ここはどこだ?目覚ましアラームの5分前に目が覚めた。5時55分。ゴーゴー!タック タイラー。Day2の始まりだ。

今日の撮影メニューをさっとおさらいする。部長タイラーは、早朝サンディービーチにドローンをあげに行くという大仕事をすませてから、本隊に合流。その後カイルア辺りのお店を取材して、夜はお友達のヨーコさん家でBBQ。今日はさすがに時差ボケもあるかと、少し緩めの撮影スケジュールを組む事にした。本日の山場は何と言っても一発目のドローンショット。夜明け前に心配で目が覚めてしまったのもこのせいだ。

かれこれハワイ出発の3ヶ月ほど前、部長タイラーは東京でドローンを購入した。それも結構高いやつをネットで衝動買いしてしまったのである。運転免許もないのにポルシェを買うようなものだと今になって反省している。
この大人のオモチャが手元に届くと、中年にさしかかった部長の中で、忘れられていたいつかの少年が目を覚まし出した。自分の意思通りに空を飛ぶ物体を専用のリュックにしまい込み、部長タイラーはきゃっきゃ言いながら、玉川の河川敷に飛行練習する為、早朝から出かけて行くのだった。ポチのように忠実に主人の命令を聞くドローンに部長タイラーはすっかり気を良くしてしまっていた。
しかし、みなさん、ドローンは危険なので気をつけましょう。ある日、部長が草むらの近くでドローンを離陸しようとした時の事。部長は河川敷の開けた場所にドローンを置いて、離陸体制に入った。しかし、部長はドローンの離陸、上昇する軌道上に木の枝が伸び出していることに気が付かなかったのだ。案の定、離陸したドローンは木の枝に直撃。プロペラは破壊されながら墜落した。しかし、本体のプロペラを回すモーターは折れた根元の部分を残し回転し続け、土埃りを舞いあげていた。部長は新品のドローンが壊れてしまっては肝心のハワイロケに持っていけないと慌て、救出しようと思わず手が出てしまったのである。その瞬間、高速回転しているプロペラの部品がシャキーーン!部長の右手親指の付け根辺りを袈裟斬りにした。あまりにも一瞬の出来事で覚えてないが、自分の右手を見るとパックリいっちゃってる。落ちついてドローンのスイッチを切り、軽くドローンに蹴りを入れてから撤収作業に入った。不思議とあまり出血はなく、近くのコンビニで大きめのバンドエイドを買い、恵比寿の外科に向かった。確かに電車の中ではジロジロ見られた。

病院の担当の先生は「あーこれ縫った方が早いね」と悪魔の様な笑みを浮かべ、相棒の看護婦さんに何か指示をした。「麻酔が痛いですからねー」と他人事とも聞こえる発言に苦笑しながら、死ぬほど痛い麻酔に何とか耐えた。三針縫った。

そんな事件も乗り越えてやっと辿り着いたハワイのビーチだ。まだ少し痺れが残る右手できつくハンドルを握りしめ、ハイウェイを陽の登る方角にレンタカーを走らせる部長の勇姿は光り輝いているように思えた。

<続く>
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