香りのお話。[reiko journal]

香水は見えないワードローブ

秋から寒い冬がすごーく長かったように感じた今年。ようやく太陽の暖かさが身も心もポカポカに、ほぐしてくれるようになって来ました。

やっと重たいコートを脱げる!!

出来ることなら一年中、太陽と海の近くにいたい私にとって、この解放感はすごく大切。そして気分を変えてくれる大事なものに、香り、があります。

“香水は見えないワードローブ”と言うくらい、季節や日々の気分によって、纏う香りは変わります。

逆に香りがその日のテンションを変えてくれることもある。五感の中で嗅覚だけが唯一、大脳へダイレクトに情報が伝わり、本能や感情に素早く作用してしまうそう。

そしてそれは、男性より女性のほうが敏感だと。

上品な香りのROSE IKEBANA”

春を感じたら手に取る香りのいくつかをここに。何年も前から、暖かくなると纏いたくなるのが”ROSE IKEBANA”。ローズ生け花…可憐さと女らしさが清々しく変換されて、甘ったるくなくて、とても上品な香り。

LILY OF THE VALLEY

軽やかで、ふわっと纏える、爽やかな白い花のイメージ。控えめながら意志のある女性像。

Un Bois vanille

セルジュルタンスの”Un Bois vanille”は、数年前に親友にパリの空港でプレゼントされたもの。

バニラの甘さを得意としない私をよく知る彼女が、「これはちょっと特別。バニラだけど大人っぽくて、少し隙のある女らしさが色っぽくて、Reiちゃんにぜひつけてみて欲しい!」と。
香りには人一倍のこだわりとインスピレーションを持つ彼女の言葉は、何の抵抗もなく私に初めてのバニラを受け入れさせてくれました。

女性には色んなスイッチがありますよね。それはそれで時に厄介だったりもするけれど。

基本的に好きな香りというのは変わりませんが、時々ちょっと冒険してみるとまた違った自分に出会えるような気もして、しかもそれが自分をよく知る友人からのプレゼントだったりすると尚更、新鮮で嬉しかったりするのです。

自分だったら選ばなかったかもしれないけど、あの人に映る私はこんなイメージなのかぁ、なんて。楽しい。

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